井戸水が夏冷たく冬は暖かいことや、カエルなどの変温動物が冬場暖かい地中で冬眠することなど、わたしたちは地中の温度変化、“地中の熱エネルギー”を、暮らしの中で感じています。
地下5mにおける地中の温度は、外気にあまり影響されず、1年中安定しています。そして一番大切なのは、地表の気温の周期変化に対して、かなりのタイムラグ(時間的なズレ)を生じている(下表)ことです。
これは、一番寒い2月には地中のやや高めの熱を利用でき、一番暑い8月には地中のやや低めの熱を利用できるという点です。
地下5mに埋められたパイプを通じて1年中安定した地熱を利用し、夏は家中を冷やし、冬は家中を暖めます。
そのためジオパワーシステムをとり入れた地中熱換気システムの地熱利用住宅『地熱の家』は、『冷暖房時の電気代を節約できる、ムダな電気を使わない省エネ住宅』、『自然の力を利用した地球に優しいエコハウス』と言えます。
また、新/自然エネルギーシステムとして環境を考慮した国策推進事業、学校施設の整備推進ECO-SCHOOLに認定され、全国の学校・公共施設で採用されています。
(福岡工業大学・大島小中学校・吉塚幼稚園他)
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外気は一度、地中のパイプを通るから、花粉、ちり、ホコリなど80%以上除去
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一年中安定した地熱を利用するから、冷暖房エネルギー削減で電気代の節約
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一年中安定した地熱を利用するから、エアコン嫌いの方にもオススメ。
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エネルギー効果が高い
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空気清浄効果で、ペットの臭いタバコの臭いなども解消
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24時間換気
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オール電化対応
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夜間電力活用でコストが安価
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温度調節機能の活性化
ジオパワーシステムは換気をしてくれるだけでなく、パイプ底の水が室内に取り込む空気をきれいにしてくれたり、少しではありますが、加湿してくれたり、様々な効果が得られます。
パイプの底での除塵効果を測定したところ、99%以上を除去できることが証明されました。実際に花粉症の方がモデルハウスに来場され、「マスクなしでもこの家だと辛くない。」といったお声を頂戴することも多くあります。
花粉症でお悩みの方は、ぜひ地中熱換気システムの地熱利用住宅『地熱の家』の効果を体感されてみてはいかがでしょうか。
夏期は、地中熱換気システムの地熱利用住宅『地熱の家』の天井裏が設定温度以上になると自動的にファンがまわり、熱気は屋外に放出され、地中パイプで冷やされた屋外の空気が、室内へと吸い上げられます。
このとき吸気室からは外気を取り入れ空気の循環を行います。
暖かい空気は、上昇気流に乗りファンを通って屋外に放出されます。これを繰り返して建物全体を冷やし、日中の蒸し暑さや夜間の寝苦しさを解消します。
日中も夜間も地中熱換気システムで建物全体を冷やすので、エアコンなどの冷房に関わる電気代の節約で省エネにもつながり、二酸化炭素の排出も抑えられる、地球にも優しい地中熱換気システムの地熱利用住宅『地熱の家』です。
冬期は、地中熱換気システムの地熱利用住宅『地熱の家』に設置された三路ダンパーの切換スイッチを冬用に設定します。
屋根が回り、溜まった熱気は床下へと送り込まれ、グリ石層を通じ建物全体を暖めます。
パイプ底の暖気は、自然放熱し、建物全体を外気冷却から守ります。
暖房器具を使わなくても地熱で建物全体を暖める地中熱換気システムの地熱利用住宅『地熱の家』は、エアコンなどの暖房に関わる電気代の節約で省エネにもつながり、二酸化炭素の排出も抑えられる、地球にも優しい地中熱換気システムの地熱利用住宅『地熱の家』です。
地熱を利用したジオパワーシステム、地中熱換気システムの地熱利用住宅『地熱の家』(1:41)のプロモーションビデオ
生活の基礎空調(全編)地中熱利用換気システム
株式会社ジオパワーシステム様で公開されている動画です。
TSSテレビ新広島 TSSスーパーニュース内で2009年3月13日、地中熱を利用したジオパワーシステム、地中熱換気システムの地熱利用住宅『地熱の家』が紹介されました。(1:18)
生活の基礎空調(仕組み紹介編)地中熱利用換気システム
生活の基礎空調(全編)よりGEOパワーシステムの仕組み部分のみ抜粋しています。
まず、地中熱換気システムの地熱利用住宅『地熱の家』は「人、植物、動物にやさしい」と感じました。
ペット(ラブラドール・リトリーバー3匹)と一緒に暮らしてますが、特有の「犬の臭い」が全くしません。これは床下に埋められた炭の「空気清浄効果」と「24時間地中熱換気システム」のおかげです。そのため、芳香剤、消臭剤知らず。いつでも空気をキレイな状態に保ってくれます。
また、室内の温度が一定に保たれているので、四季の違いを感じません。
夏になると、風の吹き出し口のあたりに犬が寝てるんですよ。
おかげで夏場や冬の電気代も、以前と比べてずいぶん安く済んでいて、省エネを実感できてます。